上棟とは
「上棟」とは住宅の建築において、柱や梁などの建物の基本構造が完成し、家の最上部で屋根を支える「棟木(むなぎ)」と呼ばれる木材を取り付けることを指します。上棟当日の一日の流れとしては以下の通りとなります。
①1F柱の設置
前回施工が完了している土台の各所必要な所に「柱」を設置していきます。写真のように土台側が「凹」、柱側が「凸」の字に加工されています。各柱に「い-1」や「ほ-6」等の記号が記載されており、図面で言うところの
・縦軸が「いろはにほへと」
・横軸が「123456789」
の位置を指しております。先程上げた「ほ-6」でしたら「縦軸5列目・横軸6列目」の位置に設置する柱ということになります。
②1F梁・桁の設置
各柱の設置が終わったら「梁」の設置を行っていきます。こちらも柱側が「凸」梁・桁側が「凹」に加工されていますので位置を合わせて差していきます。
梁・桁とは
柱の上に、棟木と直行する方向へ横に渡して建物の上からの加重を支える部材の事を指します。
梁と桁の呼び方の違いは「棟木」に対して直行しているものが「梁」平行しているものを「桁」と呼びます。
梁と桁の呼び方の違いは「棟木」に対して直行しているものが「梁」平行しているものを「桁」と呼びます。
③2F床・柱の設置
土台入れや1F柱の時と同様に2階の床下地や柱・梁桁を設置していきます。
建物の形がはっきりしましたね!もう一息です。
建物の形がはっきりしましたね!もう一息です。
④垂木(屋根下地)の設置
最後に先程完成した2階の梁の上に垂木と呼ばれる屋根下地となる木材を設置していきます。
すっかり暗くなってしましましたね!大工さん方遅くまでありがとうございました。引き続きよろしくお願い致します。
すっかり暗くなってしましましたね!大工さん方遅くまでありがとうございました。引き続きよろしくお願い致します。
~翌日~
⑤屋根の完成
昨日最後に設置した垂木に合板をとめていきます。
⑥各所外周パネルの設置
各部にR+のオリジナル商品である「R+パネル」を取り付けていきます。
※R+パネルとは
こちらのパネルと一体になっている断熱材のおかげで「高い断熱性能」を得ることができます。平行して断熱工事の短縮にも繋がっております。そしてパネル設置が完了。
建物が姿を表しました!
いかがでしょうか。戸田先生のイメージがついに形になりました。これからどんどん近づいて行きますの引き続き進捗を楽しみにしていただければと存じます。