きっかけは何だったろうか？
地域新聞だったか、雑誌の1ページだったか、とにかくふと目に留まったお出かけガイドの記事。8メートルの高さの巨大本棚があるのだとういう。本好きにはたまらない情報だった。しかも建物は世界的な建築家の「隈研吾さん」により設計されたというのだから、行きたい指数が上がってしまいまして。どこに行くのも面倒～っていう年頃の中学生の息子と娘を巻き込み、全然本を読まない主人に運転をお願いし、行ってきました所沢へ！
隈研吾さん設計のミュージアムの外観は、とんでもなく凄かった！
高速を降りたら前方に見えてきた、巨大な岩？のような塊。もう絶対にアレだー！と間違えようがない、すっごい外観に圧倒されましたね。こちらのミュージアムは高さ30メートルあり、2万枚もの花崗岩から作られているとのこと。この複雑な外観はなんと61面体からなり、見る場所や角度によって様々な表情を見せてくれます。ちなみに建物は5階建てです。
角川武蔵野ミュージアムとは
みどり豊かな地から最先端の文化と産業を生み出し、世界に向けて発信する「COOL JAPAN FOREST構想」は所沢市とKADOKAWAが共同で行う事業で、その拠点施設として2020年に「ところざわサクラタウン」がオープンしました。書籍製造・物流工場、オフィス、イベントホール、ホテル、ブックストア、ショップ、レストラン、神社、複合文化ミュージアムといった様々な施設から構成されています。角川武蔵野ミュージアムは、そのところざわサクラタウンの一角にあります。
埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3
１F：源義庭園、グランドギャラリー、マンガ・ラノベ図書館
２F:ミュージアムショップ、カフェ
３F:EJアニメミュージアム
４F:エディットタウンブックストリート、荒俣ワンダー秘宝館、本棚劇場
５F:武蔵野ギャラリー、レストラン
公式HPはこちらから
埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3
１F：源義庭園、グランドギャラリー、マンガ・ラノベ図書館
２F:ミュージアムショップ、カフェ
３F:EJアニメミュージアム
４F:エディットタウンブックストリート、荒俣ワンダー秘宝館、本棚劇場
５F:武蔵野ギャラリー、レストラン
公式HPはこちらから
総合インフォメーション＆チケットカウンター
建物に入ると総合案内所とチケット売り場があるロビーがあります。ちなみに、ここは2階です。なんとなくひんやりとしたイメージですが、かっこいいです！ 上部に飾ってある世界地図？がこれまたかっこよくて、しばらく眺めていました。5階にある武蔵野ギャラリーの企画展の案内看板が置いてあり、この時はB'zの稲葉さんの作品展が開催されていました。
本の街「エディットタウン」
4階にあるエディットタウンーブックストリートは25,000冊の本が50メートルの通りに配架されている、文字通り本の街です。書籍は世界を読み解くための、９つカテゴリーに分けられているそうです。図書館なのですが、一般的な図書館と違いその演出に驚かされました。段違いに設置された棚に、縦に並んでいたり横に積まれたりしていて、これだけでもアートを感じずにはいられません。ストリートには椅子やベンチが置かれているので、本を手に取りどっぷりと本の世界に浸れます。う～ん、一日過ごせる！
メインの目的「本棚劇場」！
ブックストリートを通り抜けると、ついにご登場！高さ8メートル本棚劇場！すっご～～～い！！ 見渡す限り、本、本、本！ 約20,000冊の本に囲まれた巨大空間で、KADOKAWAの出版物のほか、角川源義、山本健吉、竹内理三、外間守善の個人文庫などが配架されているとのこと。プロジェクションマッピングも上映されていて、こちらも楽しめます。この本棚劇場は2020年12月31日のNHK紅白歌合戦でYOASOBIがパフォーマンスしたことでも有名です。（残念ながら私は見逃しましたが・・・）
写真を撮り忘れた「マンガ・ラノベ図書館」
すっかり写真を撮り忘れてしまった１階のマンガ・ラノベ図書館。さまざまな出版社のライトノベル等が収蔵され、さらに児童書やコミックなど合わせて約37,000冊が並んでいました。こちらも読み放題なので、大人から子どもまで誰もが楽しめます。
存在感がすごい！
ミュージアムの横に水盤があり、その中に奈良美智さんの「Peach Head」が存在感を放っていました。かわいい！夏季期間中は水盤が解放されるので、じゃぶじゃぶ池のように遊べるようです。
外には令和の新しい神社空間が！
敷地内にある神社「武蔵野坐令和神社」。こちらも隈研吾さんが手掛けたそうです。なんだか斬新過ぎたので中には入らず、写真だけ撮りました（笑）良く知りませんが、アニメファン必見の神社みたいですよ～。
最後に
家の近くにあったら、ちょこちょこ行きたいな～と思うけど、有料なのでやはりちょこちょこは無理ですな。でも、隈研吾さんの建築作品を目の前で見れた事は貴重な経験となりました。また有名な建造物を見に出かけたいと思います。
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